こんにちは、阿比留です。
新年度ですね。
新入生のみなさん、ご入学おめでとうございます。
新入生でないみなさんも、ご進級おめでとうございます。
寿都塾でも、今月から新中1生の通塾が始まり、
懸命に勉強に取り組んでいます。
「新年度」と聞くと、記憶に残っているエピソードがあります。
私が通っていた高校の校長先生は、とてもお話の上手な先生で、
ある年、新年度初めての朝会でこんなことを話していました。
新年度。クラス替えがあったり、先生が変わったりします。
初めて出会う人と上手く人間関係を築いていくためには、
できるだけ自分の「素」を出すことが大切、とよく言われますよね。
ありのままの姿を見せることが、仲良くなるコツ。
きっと多くの人がそう考えるはずだし、それは間違っていないと思います。
じゃあ逆に、新しい友達や先生に、自分の素の姿ではなく、
自分をちょっとよく見せようとするのは、悪いことなのでしょうか?
これまでとは違う、ちょっと背伸びした自分は「仮」の姿かもしれませんが、
それが習慣づいてくると、
それが真の姿となり、結果的に自分を成長させることにつながります。
これを聞いた当時高校生の私は、まさに目から鱗😲
初めて担当になった先生に対して「よく質問に行くキャラ」を装い、
(それまで先生に質問に行ったことなどない)
新しいクラスメイトに対して「毎日自習するキャラ」を装い、
(それまで自習のために学校に残ったことなんてない)
あたかも元々そういう人かのように振る舞いました。
そうしているうちに、自分でも元々そういう人だったかのように錯覚してきて、
校長先生の話って本当だ…!と感動したことを覚えています。
新入生以外の生徒さんも、1つ学年が上がりましたね。
中3の子たちの「受験生だから頑張らなきゃ!」という声を頼もしく感じています。
新年度、環境が変わったことをプラスに捉えて、
「新しい自分」でスタートしてみよう!
ただ、自分が感じている以上に
自分の身体や心はものすごく頑張っている状態だと思うので、
しっかり自分を労わってあげてくださいね🤗