こんにちは、浜野です!
2月の季節行事といえば節分ですが、節分って2/3のイメージがありませんか?
(生徒さんたちはまだ節分の経験回数が少ないから、ピンとこないかな…)
節分とは「立春の前日」のことを指すもので、その立春は地球と太陽の位置関係で決まるのです!
立春というのは、二十四節気(にじゅうしせっき)で定めたもの。
現在私たちが使っているカレンダーとはすこしちがう物差しで1年を測っています。

現在、私たちは「太陽の周りを地球が一周する」こと(太陽年)を1年としています。
しかし、二十四節気は地球から見た空を一つの球体とみなし、その球体を太陽が一周する360℃を24分割して決まります。(恒星年)
※ちなみに、この球を「天球」、天球上の太陽の通り道を「黄道」と呼びます。
立春はこの春分点と冬至点の真ん中で、黄経315度を指すものだそうです。

恒星年は、およそ365.25636 日だそう。
毎年カレンダー上のおなじ日というわけではないのは、こういった理由からのようです。
日本の行事にはこの二十四節気に基づいたものが数多くあります。
来月の春分の日もそうですね。
季節の移り変わりを楽しみつつ、
「ちょうど今、天球上の太陽の位置が去年の春分の日と同じなんだな」
「今日は昼と夜の長さがいっしょなんだな」
などと思いを馳せてみてください。