皆さんこんにちは、浜野です!
塾講師として働いていると定期的に質問されるのが
「勉強の仕方」
このブログでも過去に取り上げたことのあるトピックですが、
そろそろお忘れの方や初めての方もいることでしょう😊✨
今回はテスト勉強にも応用しやすい
「学習計画の立て方」
に的を絞ってご紹介します。
勉強は「何時間やった」ではなく「何をやったか」
学習について目標を設定するとき、やってしまいがちなのが
「1日〇時間勉強する」
などの「時間」に注目した設定です。
ところが、これはダラダラと机の前に座って過ごしてしまったり、
何時間もずっと英単語とにらめっこして終わらせてしまったりと
非効率的な勉強につながりやすいのです。
せっかく勉強するなら
「この教科のこの単元を、この教材で勉強する」
という「やる内容」に注目して計画を立てましょう📝🔥🔥
計画表は1週間単位で作成しよう
たとえば食事の栄養バランスに気をつけるとき、
一食一食をすべて完璧なバランス配分にすることは難しいですよね
「1週間トータルでみたときにバランスがとれるように献立を組むといいよ」
という話を聞いたことのある方は多いでしょう🍚🥩🥬
勉強も同じです。
1週間で勉強する教科や内容を考え、
各曜日に割り振っていきます。
ここで一番のポイントは「予備日を1日設定する」こと!
この予備日にはできるだけ長く勉強できる日を設定します。
たとえばこんな感じですね。
ルーズリーフやいらない紙を1枚使って書き、勉強中に見える位置に貼るようにします。
※この例では日曜日を予備日に設定しています。
計画は修正するもの!
さて、さきほどの計画表を使ってみましょう。
毎日、勉強を終わらせるときに計画表に書き込みをしていきます。
<計画通り勉強を終えたもの>
計画表に赤線を入れて消す
<終わらなかったもの>
終わらせたページをメモし、あとどれくらい残っているのかわかるようにする
<手を付けられなかったもの>
そのまま残す
たとえば月曜日、数学と英語Unit1の英単語の練習は終わりました。
しかし、英語のワークが途中までしか終わりませんでした。
その場合
このように書き込みをしておきます。
その翌日の火曜日、数学とを終わらせた後英語のワークの前日終わらなかったところからスタート。
ワークのUnit2は途中になりました。
その場合、月曜日の残してあった分を消し、火曜日の終わらせたページ数を書きます。
こんな感じですね。
これを繰り返し、予備日である日曜日には
計画表がこんな状態になりました。
日曜日、この計画表に残っているものを可能な限りやりきればいいということですね。
つまり日曜日の計画はこんな感じです。
この予備日は1週間を振り返り、次の週の計画表を作成する日でもあります。
もっとたくさん勉強する余裕があるなら、次週の計画表には勉強内容を増やします。
逆に「全然終わらない!」という場合は、
生活サイクルの見直しの上、学習内容を絞っていきます。
次週の計画が立てられたら1週間のサイクルはこれでおしまいです。
「時間」ではなく「やる内容」に注目して計画する利点
①非効率なダラダラ勉強を避けられる
②次に勉強するべき内容がわかりやすい
③やるべきことが終わった後の自由時間を増やすため集中できる
④何を頑張ったかが目に見えるので自信につながる
1週間のやることが終わったらゲームをしたり、漫画を読んだり、お出かけをしたり・・・
楽しいリフレッシュの時間をたっぷりとれるという算段です🎮🍰🎵
今回ご紹介した計画表の作成・運用はあくまで1つの例ですが、
「どう勉強していったらいいかわからない!」
という方はぜひ一度試してみてください🐈🐾
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